住宅購入のメリット

住宅購入回数3回!家賃は無駄?賃貸のデメリット

はじめまして、ピヨンヌです。

私の経験談、気になりますか?笑

現在30代後半の、一応、東証一部上場の企業に勤めるヒラリーマン(平のサラリーマンの略)です。
一昔前は、これ位の年齢で課長と呼ばれる中間管理職になっていたようなのですが、時代の変化なのか、まだまだ先は長そうで、、、そもそもなれないような雰囲気すら漂う最近。

なんせ社員の半分近くが課長以上という高齢化が進んでいて、なかなかポストが空きません^_^;
まぁ、それだけではなく、自分の能力の低さもあるのですが、そこは見逃してくださいね 苦笑
さてさて、愚痴はこれぐらいにしておき、本題に戻りま~っす!

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早速ですが、わたくしピヨンヌの住宅購入の大きな流れをお話しますね。

まず、2010年に最初の新築戸建を購入。

次に、2016年に2軒目の新築戸建を購入。

さらに、2017年に3軒目の新築戸建を購入^_^;

女性A
あれ?
住宅購入って人生で一番大きな買い物ですよね??
女性B
男性B
なぜ三回も??? しかも10年未満の間に????

ここで皆さん、一つ気になっていることがあると思います。ひょっとしたら、わたしがもともと資産家かもしれないと。

この人、資産家なのね。私は相続財産はないし、まとまったお金もないしそれは無理!
男性A

皆様ご安心ください。当然、私は資産家ではなく、相続で得たお金もなく、貯金も当時100万円程度しかありませんでした(結婚式・新婚旅行後で浪費してしまいホントに貧乏(涙))。

じゃあ、お金持ちでないとなると、「この人なんて無駄なことをしているの?」、「頭悪い人なのかな?」と思われるかもしれません。いやぁ~、確かにちょっとノリが軽いところがあるので、そこは自信を持って否定できないのですが(苦笑)、お金が大好きな自分は、決して損してもいいと思ってこんな暴挙にでているわけではありません。

実は住宅を購入するということ、すなわち住宅ローンの支払いすることは、貯蓄しているのと余り変わらないのです。その仕組みがご理解頂けると、現在賃貸物件に住んでいる人が住宅ローンを組んでマイホームを購入すること、また現在持ち家の方が家を定期的に買い換えることは、お金の使い方・貯め方という点で悪くないを感じてもらえると思います!それを当ブログで順序だって説明しますね。そして、なぜ私が新築の建売住宅ばかりを3軒も購入しているのかも含めて。

30代で新築戸建を3回購入

頭金が準備できなかった私は、毎回手付金の支払いだけしかできず、3回とも購入価格全額フルローンで新築戸建を購入しました。

でも、頭金もないヒラリーマン(平のサラリーマン)が東京都内で3軒分のローンなんて組めませんよね。銀行も普通のサラリーマンにそんなお金を貸してはくれません。従って、当然のことながら2軒目の購入時に、1軒目は売却しています。つまり買換えですね。そして、3軒目の購入の時は、妻に一部住宅ローンを組んでもらい、なんとかギリギリ2軒目を売却しないで購入しました(いや~、一家の主の威厳なし)。2軒目の物件は現在賃貸中です。

3回購入している経緯は別途お話しますし、これによって得た経験もまた違う機会に取り上げますが、今回はこの3回の購入によって得た、住宅購入の一番のメリットにスポットを当てます。

それは、住宅を購入することは、賃貸に住んでいることと比較して、金銭的に大きなプラスになるということです。

これには発想の転換が必要なのですが、住宅を購入する費用は、生涯賃貸に住むと仮定した際に必要な費用を前払いしているだけなのです。簡単にかかる費用を計算してみましょう。

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賃貸住宅に払う費用を計算してみよう

■現在30歳で定年の60歳までの30年間に支払うコスト
東京都区内の駅徒歩10分前後、駐車場なし、2LDK、築10年程度の賃貸マンションに住んだ場合を想定してみましょう。

18万円(1ヶ月の家賃(含む管理費))×12ヶ月×30年間=6,480万円

なんと!6,500万円近くになるわけです。これが80歳まで住んだとしたら、、、

18万円(1ヶ月の家賃)×12ヶ月×20年間=4,320万円

追加で4,320万円、、、生涯の支払総額が1億円を超えてきます。

福利厚生のしっかりしている企業にお勤めの方の場合は、家賃の多くを企業が負担してくれることもあるようですが、ここでは一般的に5割程度の自己負担だと仮定します。それでも、60歳までの30年間で3,240万円は自己負担の費用が発生するわけです。そして、ここで一番重要なのは、これはもう戻ってこないお金だということです。

更に退職後は、全額自己負担。再雇用されても住宅手当はないのが一般的です。子供が家を出ていれば夫婦二人で田舎の小さい家に引っ越す手段もありますが、家を持っていない限り、賃貸料は生涯かかってしまいます。

これで、親から家の相続がない場合、賃貸で生涯暮らすのは、とても厳しいという実感は沸いてきたでしょうか。

いやいや、それは当然分かっているから、住宅を購入したいんだけど、今は価格が上昇しすぎてとても手が出ない。東京オリンピックが終わるころには、地価も下落し始めて、住宅価格も値下がりすると思うので、それまで我慢して待っているんだという方もいらっしゃると思います。

確かに、私の感覚的にも今は若干高いなぁという印象はあるのですが、じゃあ東京五輪後に価格がどれぐらい落ちるのでしょうか?不動産経済研究所のデータによると、東京都区部の2016年のマンション1戸あたりの平均販売価格は6,629万円だそうです。

例えば、今から5年後の2022年までに運よく1割程度値下がりして、6,000万円程度になったとします。その場合は、629万頭金を貯めたと同じ効果が得られるように感じるわけですが、その間の皆さんが住んでいる賃貸物件の家賃はいくらかかっているのでしょうか?

実は、18万円(1ヶ月の家賃)×12ヶ月×5年=900万円もかかっているのです。

ピヨンヌ
ピヨンヌ
どうでしょうか?これでも待った方が本当にいいのでしょうか?

1割程度の下落を期待しているのであれば、買っても良さそうな気がしますよね。

逆に、リーマンショックのようなことが起こり、日本経済が不況になっていくシナリオを想定している方は、待った方がいいのかもしれません。

ただ、あくまで私の個人的な見解なのですが、2割程度の下落を見込んでいる方でも買ってもいいかなぁと思います。なぜなら、夫婦二人で生活できる新婚当初や、子供が小さくて家の中にいることが多い時期に、新しく綺麗な家に住むことができるメリットは非常に大きいと感じるからです。家の設備も自分の自由にできますし、子供が騒音をたてても、新築の分譲マンションなら賃貸マンションと比較して防音がしっかりしていますしね。戸建てなら、周りへの影響もより気にしなくていいですから。

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じゃあ、いつ買うの?

ピヨンヌ
ピヨンヌ
今でしょ!

失礼しました。

これが言いたくてしょうがなかったのでm(__)m

でも、ほんとに思い立った時にすぐ買うのがいいと思っています。なかなか買ってもいいと思える物件と出会うことも少ないですしね。

今後の市場動向を予測するのは、本当に難しいと思います。リーマンショック然り、今後何が起こるかはわかりませんよね。その中で、家を買うこと(負債を負うこと)にリスクを感じることも良く分かりますが、上述したとおり、金銭的な面だけ考えると、早く買った方が得をしやすい仕組みになっているのです。

家賃であろうが、住宅ローンであろうが、毎月支払があることには変わりはありません。むしろ、住宅ローンを完済した場合は、支払いが固定資産税や家のメンテナンス程度のコストですみますが、家賃は借りて住んでいる限り、一生支払う必要があります。

仮に、ご自身がガンなどの病気になったり、万一のことがあった場合も、家賃は払い続けなければならないですよね。一方、住宅ローンの場合は、団体信用生命に加入しているため、もしもの時は生命保険が返済してくれます。また、最近では7大疾病の場合はローン返済を免除される仕組みもあり、万が一に備えているのは住宅を購入する方だと感じています(これは、また別途テーマとして取り扱う予定です)。

だから、もし銀行が住宅ローンを組ませてくれるのであれば、私の経験上、住宅を購入する方をおススメします。

一般的な家庭は、賃貸物件に住みながら、頑張って頭金を貯めて住宅を購入って流れが普通ですよね。でも、頭金を貯める間の家賃って、勤めている会社が大部分を払ってくれていない限り、無駄以外の何物でもないんです。正直、日本で一番家賃の高い東京都区内に住みながら、住宅購入用のお金を貯める余裕は私にはありませんでした。

そこで、我が家の場合は、妻が「それなら、すぐ住宅買っちゃえ!」ってなったわけです(勢いありすぎ)。さすが私が見初めた女性です。

一方、こんなブログを書いている私ですが、家族構成も決まっていないのに、結婚直後に家を買うことには非常に抵抗がありました。そもそも、借金をするということが嫌いでして。なので、結婚してしばらくは、2人で住める利便のいい賃貸でいいと思っていた私に、妻の言葉は青天の霹靂(へきれき)。寝耳に水。藪から棒。抗えない濁流に飲み込まれていくような展開に、ゾッとしたことを鮮明に覚えています。

しかし、妻は賃貸の不便さを十分理解しており、私も徹底的に説き伏せられました。

妻は私と結婚する前に、約10年同じ賃貸に住んでいたんですね。そこで払い続けた金額は1,000万円を超えていたそうです。古いマンションで、設備も古くて、クーラーも大家が設置しているので自分では変更できないなど、かなり面倒なことがあったそうです。それなのに、ただただお金を払い続けるだけで、設備の更新もほとんどされず、挙句に地価が上がってきたから賃料を上げると通知してくる始末。前から設備の更新をお願いしていたにもかかわらず、次回の賃貸更新時に新しくすると言われていた約束も反故にされ、何事もなかったかのように放置する大家さんに妻は限界を感じていたようでした。

妻の切実なアピールにより、私も住宅購入へと気持ちが傾きます。

しかし、私もただ指をくわえて黙っているわけではありません!(カッコいいのか?!)

共働きでしたが、ローンを組むのは夫である私でした。ここで私はある意味強気に転じ、購入に関する条件を出します。

家を買うのは良いけど、希望としては会社に乗り換え無しで一本の電車で通えるところ。

勤務地から10キロ以内の距離(独身時代は終電がなくなるまで飲んでいることが多くあったので、そのノリでタクシーでも会社から帰りやすいところ)。

3LDK、駐車場込み、5,000万円以内で購入できる物件。

今思い出してもちょっと無茶な注文をしたなぁと思います。。。当時リーマンショック後で、日本経済も低迷期にあったため、今よりは2割近く相場は安かったんですが、それでも東京23区内でこの条件で探すと、結構厳しいんですよね。駅近の新築マンションはまず無理で、駅からかなり離れるしか選択肢はありませんでした。タクシーで帰りやすいという条件が、神奈川・埼玉・千葉という郊外の選択肢を消していましたしね。

上記条件を満たすため、私たちは23区内の駅から離れた戸建てという結論に向かっていきます。

では、なぜ戸建てを選択したのか。

それを次の記事でとりあげますね。

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