どうも、ピヨンヌです。
前回はロンドンで子連れ駐在員が重要視すべき、学校選びのポイントをお話ししました。
そこで、今回は学校選び以外に考慮すべき賃貸物件探しのポイントについてお話しします。
スポンサーリンク
賃貸物件で確認すべきポイント
まずはどういうポイントを確認すればいいかを列挙しますね。
<セキュリティ面>
・玄関のセキュリティ(鍵の数)
・防犯設備の有無
・ポーターの有無
・専用駐車場の有無
<水回り>
・温水器タンクの大きさ
・トイレの数
・水道メーターがついているか
<暖房設備>
・窓のサッシ
・暖房設備
<その他生活面>
・家具の状況
・大家さんの対応
・駅やバス停からの距離
・最寄りスーパー
・レストラン情報
・ご近所さんの情報
ザッとこんな感じでしょうか。
ロンドンで生活する家を決める時に、私が特に重要視したポイントは、セキュリティ面、水回り、暖房設備状況です。
では、何故それらが重要なのかを順番に説明します。
セキュリティの重要さ
まずはセキュリティ面からお話しします。
不慣れな外国で生活する際に、やはりセキュリティは気になるところだと思います。特に、旦那さんが普段働いている際に、家にいる奥様や子供が安心して住める住環境かはすごく重要ですよね。
人通りが多い道に面しているか、比較的安全な地区なのかという環境面を除けば、後は家のセキュリティにかかってきます。
例えば、周りの住宅の鍵が2個3個ついている場合、自分の住みたい家のドアが1個しかついていなかったら、確実に泥棒に狙われやすくなりますよね。そういう時は、オーナーに鍵を増やすように要求して下さい。だいたい無料で増やしてくれるはずです。
また、家にセコム的な防犯設備がついていれば、旅行など長期的に家を空ける時にも安心です。火災保険も安くなるようなので、そういうところもありがたいですね。
マンションの場合は常駐のポーターがいるかがセキュリティ面で大きく影響します。土日も常駐しているのかや、何時までいるのかも非常に重要ですので、しっかりと確認して下さい。
ポーターさんがいるとセキュリティの安心面だけでなく、宅配なども不在時に受け取っておいてもらえますので、Amazonなどでの買い物や、ネットスーパーの宅配も、家にいるのに縛られないですから楽です。こちらの宅配事情は、思っていたほど悪くありませんが、やはり日本と比べると時間通りにというわけには行きませんからね。
そして、車を保有する方は、専用駐車場の有無をご確認下さい。
専用の駐車場がない場合は、各行政区に申請すれば、東京と比較してかなり安く、近隣の道路に路上駐車出来る権限が付与されます。
しかし、日本で路上駐車時に盗難が発生する以上に、ロンドンでは車上荒らしが多いと聞いていますので、クルマを保有される方は、フラットでは専用駐車場の有無、セミデタッチドの場合はシャッター付きの車庫なのかは確認して下さい。
スポンサーリンク
水回りの確認のポイント
次に私がこだわったのは、水回りの状況です。
日本にいるとトイレや洗濯機など、水回りの故障ってほとんど経験したことがないという人が大半ではないでしょうか?
しかし、ロンドンでは当たり前のように水回りのトラブルが起こるそうです。私の周りに聞いてみましたが、トイレの水が流れないとか、排水溝が詰まるとか、洗濯機や食洗機が壊れたなどの情報は普通で、水回りのトラブルがなかった人はいないのではないかと思います。
なので、避けられないものとは分かりつつ、トラブルがあっても比較的軽傷で済むように、私はトイレが2つある物件を必須にしました。
また、大家さんと住宅のトラブルの度に英語で依頼するのは疲れるので、出来れば日系の不動産会社がオーナーであったり、管理している物件がいいと思い、そういうことも確認しながら物件を選びましたね。
あと、費用的には水道メーターがついている家の方が水道料金が安くなる傾向にあります。メーターがついていない場合は、一律に高めの固定料金を請求されるため、もしメーターがついているかまで確認できると、ランニングコストが低くなったりするメリットがあります。
また、日本人特有の事情でいうと、お風呂にお湯をためて入るため、お湯を使用する量が多いんですよね。そうすると、瞬間湯沸かし器なのか、タンクなのかを確認したり、タンクの場合は大きさを確認する必要があります。
もしタンクが大人の腰程度の高さしかない場合、お風呂にお湯をためたら、その後は水しか出ないという時もありますので、ご注意下さい。
最後に暖房設備について
ロンドンは日本より寒くないという方が多いですが、住宅は古いものをリフォームしながら使用しているため、家の機密性は低いのが一般的です。
なので、冬の家の中は結構寒いらしいですよね。そこで、ちゃんと二重サッシの窓なのか、暖房設備はどうなのかもしっかりと確認してみて下さい。
フラットだと、セントラルヒーティングという機能で、フラット全体を暖めるものがあります。その場合は、マンション全部で暖めてくれているため、中廊下も暖かいです。
また、物件によっては湯を沸かす費用はフラット全体で行なっているため、その費用が家賃に組み込まれている場合は光熱費が安くなります!
ロンドンは光熱費が日本と比較して高いので、これは非常にありがたいはずです。冬場は月に月100ポンド以上節約できるのではないでしょうか?
まとめ
以上、ロンドンでの住宅選びに重要なポイントを列挙してみました。
これら以外に、周りの住環境(レストラン、スーパー、駅やバス停からの距離)も当然重要です。
また、テレビ、DVD、掃除機、収納、本棚、机、ソファ、ベッドなど、ご自分が生活に必要な家具が揃っているかを確認することも必須だと思います。
もし足りないと思った場合は、自分で買おうと考える前に、大家に家具として追加出来ないか確認してみてください。受け入れてくれる大家は結構多いと思います。
また、家具の追加だけではなく、家賃の値下げ交渉も普通にできますので、会社の補助額を超えてしまう場合は交渉してみて下さい。
物件にもよりますが、200〜300ポンドは値引きしてもらえる物件は結構あります。もっと値下げしている人も中にはいますので、大家に嫌がられない程度に交渉してみて下さい。
ちなみに、私もある程度値下げしてもらった上で、家具も何点か新しくしてもらいました。
でも、人気物件で他の方にとられてしまう場合もあるので、そこの判断は難しいです。不動産会社の人とよく相談した上でトライしてみるといいかもしれません。
後書きが長くなってしまいましたが、次回はロンドンの携帯事情についてお話しします。
旅行で来られる方や、駐在員の方にオススメのキャリアは何かを整理しますね。
スポンサーリンク
はじめまして!港区在住のアラフォー男児ですが、来年からロンドン駐在になりそうなため今週視察に来ております。
ピヨンヌさんのブログ、僕にはどんぴしゃです!僕も不動産、マイル大好きですので、今後ともピヨンヌさんのブログ楽しみにしております
Hideoさん、コメントありがとうございます。励みになります!最近は欧州海外旅行の記事が多くなっていますが、不動産情報、ロンドンお役立ち情報、おすすめ海外旅行情報など、まんべんなく書いていけたらと思っています。