こんにちは、ピヨンヌです。皆さん最近どうですか?
前の記事までは、住宅を購入するメリットから始まり、なぜ戸建てなのか、なぜ新築の建売住宅なのかをお話しました。
そして、今回はとうとう私の初めて購入した物件のお話をします。
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はじめての住宅購入
以前にもお話しましたが、私の住宅購入に関して掲示した条件は以下の3つでした。
1. 3LDK、駐車場込み、5,000万円以内で購入できる物件。
2. 家を買うのは良いけど、希望としては会社に乗り換え無しで一本の電車で通えるところ。
3. 都心から10キロ以内の距離(独身時代は終電がなくなるまで飲んでいることが多くあったので、そのノリでタクシーでも会社から帰りやすいところ)。
一方、妻はというと、ザックリ以下のポイントを挙げていました。
1. ペンシルハウスは絶対駄目(土地が狭い、3階建ての物件)
2. 子育て環境がいいところ(その時は子供もいませんでしたが、先を見越してですね)
3. 最寄り駅からそんなに遠くないところ
まず、私の出した5,000万円以内の条件が物件選びに重くのしかかかります。この条件を加味すると、山手線内側は当然として、山手線が最寄り駅の物件に住むことはまず金額面で不可能ですね。23区内でこの条件を満たすとなると、やはり各駅停車しか止まらない最寄り駅かつ、そこから徒歩10分以上の物件に絞られてきました。
妻は住んでいた賃貸が本当嫌になっているので、早く引っ越したくてたまらない状況でした。なので、SUUMOを読みあさります。笑 そして、ぎりぎり5,000万円を切る物件をすぐに見に行くという流れになりました。
今までは、結婚する前後にデートも兼ねて色々な物件をのんびり見ていたのですが、買うと決めたのでピンポイントでしたね。探しはじめてまもなく該当物件を見つけた妻は、すぐに不動産仲介の会社に連絡します。そして仲介手数料が無料であることを確認して、すぐにアポを入れて週末現地に向かうことになりました。
その物件は私が出した3条件をすべて満たしていました。一方、妻は最寄り駅からの距離はあきらめたようでしたが、それよりは早く引っ越したい気持ちが勝っていたようです。
いざ出陣!
物件見学当日、徒歩20分という道のりも実際に歩いて確認しながら現地に向かいます。まぁ、ちょっと遠いですよね。東京23区内に色々な路線が張り巡らされている中で、どの駅からも徒歩20分離れた地域がよくあったものだと感心したぐらいです。
実は、私の実家は地方の田舎で、最寄り駅から徒歩で15分ぐらいかかるところに大学を卒業するまで22年間住んでいました。だから、個人的には徒歩20分は耐えられると考えていましたし、実際大丈夫かなと言う感じでした。妻はちょっと不満だったようですが、住んでみたい地区だったようで、そこも彼女の決意を後押ししたようです。
そして、無事物件に到着します。その物件は10軒程度の集合建売住宅で、もともとは畑だったようです。Google MAPでも当時は畑の映像になっていましたし、おそらく相続関係で市場に出てきた土地だったのかなぁという感じでした。その一帯の南側には生産緑地が広がっており、更にその南は公園と言ったぐあいで、都心のわりに田舎ののどかな雰囲気がある場所でしたね。
私たちのお目当ての物件はというと、その中の奥まった不整形地(道路に接している間口が狭い)の住宅です。その分価格が安いので、4,880万円という値段でした。実際、物件の中を見てみると、そんなに狭くないし、カウンターキッチンだし、駐車場も大型車が停められる感じで、特に大きな欠点はありませんでしたが、残念な点は、一軒南に立っている同じ不整形地の集合住宅のせいで、いまいち見晴らしが悪いんですよね。北・南・西と三方向に建物がせまっている感じで。
一般的に、都会の戸建てだと隣の家と間隔が狭く、1階の日当たりが悪いために、2階にリビングがある物件がかなり多くあります。この物件は、そこまで日当たりが悪いわけではありませんでしたので1階がリビングでしたが、そのせいもあってちょっとリビングに圧迫感があったんですよね。う~ん、どうしよう。
その時、不動産仲介の方が、「それなら一番南の不整形地の戸建てはどうですか」と勧めてきたので、見てみることにしました。そうすると、すごく開放感があってよく見えるんですよね。妻はどうせ買うなら一番南にある物件で決まりって感じで既に前向き。私も悪いとは思っていませんが、大きな問題が2つ。価格が5,000万円を超えているんですよね。あと、あまりにも急すぎて、まだ私の住宅購入に対する決心がついていません!!笑
値段の問題はすぐに解決
ただ、値段の問題はすぐに解決しました。実際には5,120万円だったので、そこまで予算をオーバーしていたわけではないことと、240万円の差で生産緑地の真北に面する住宅が購入できることを考えれば、その差はお得だと思ったんです。実際に、これはまた別の機会に詳しくお話しますが、この物件を私が6年後に売却した時、内覧会に来て頂いたかなりの方々が、この家の見晴らしの良さにいい印象を持っていらっしゃいました。
1軒目の売却の記事は以下を参照ください。
だから、決してこの240万円は無駄ではないと思いました。
となると、後は私が決心するだけです。笑
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住宅購入に最も必要なこと
ここで、住宅購入する時に最も必要なことをお話します。
それは、勢いです!笑
でも、これ本当だと思います!!
私たちは今までに3回住宅を購入していますが、実は3回ともはじめて物件を見たその日に契約をしています。
注文住宅でないかぎり、夫婦がすべて満足する物件は存在しません。何かしら不満はあるはずです。
「もう少し設備がよかったら」
「もう少し駅から近ければ」
「もうすこし日当たりがよければ」
はいはい、そうですよね。気持ちは良くわかります。みんなそう思う中で、予算との兼ね合いで条件を整理して購入するのです。今ある物件が気になって買おうかどうしようか迷っているあなた。それは、前向きに購入することをおススメします。笑
ある程度自分で妥協できる物件であれば、即購入がおススメです。
それは何故でしょうか。。。
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実は自分が買おうか買わないか迷うような物件は、他の方もすごく迷う物件なんです!「あともう少し安ければ買うのに」とみんな思っているわけです。そして、自分が決めないうちに他の人が購入していくわけです。
今日購入候補の物件をはじめて見たとします。もうイメージはつきましたよね。じゃあ、判断してしまいましょう。買うか買わないかを。笑
ここで時間をかけても、その物件の良さ・悪さは本質的に変わりません。あくまで他の物件との相対比較の情報が自分に追加されるだけです。そして、買わないのであれば、その家のことはスパッと忘れましょう。過去の交際相手みたいに。笑
いやいや、普通その日に契約する人なんてそんなにいないでしょって言われますが、このパターン結構多いらしいです。お世話になった不動産会社の方が何人も言っていましたが、住宅を購入する人はスパッと購入する人が多いらしいです。逆に、買わない人はいつまでも買わない。
マンションギャラリーとかでアンケート用紙を書いたことがある方なら分かると思いますが、どういう物件を見たとか、過去何件ぐらいモデルルームに行ったとか書く欄がありますよね。それで不動産会社の方も傾向が分かるらしいのですが、沢山のモデルルームの見学に行かれている方って、色々見すぎて決められなくなってくるらしいです。すべて納得いく物件を買おうと思っていると、住宅に関して言えば際限ないんですよね。
だから、住宅が欲しいと思っていらっしゃる方!清水の舞台から飛び降りるイメージで思い切って決断してください。そうじゃないと絶対に買えませんよ。(ちなみに、私の職業は不動産関連ではありませんから、ご安心ください。)
あと、私の知り合いで住宅を購入しているメンバーと話をした時に、みんなで気が付いたことがあります。
それは、みんな自分のイメージしていた予算をちょっとオーバーするような物件を買っているんです。これ面白いですよね。みんなちょっと背伸びした物件を買っているんですよ。
それはなぜか。。。
やっぱり高い買い物なので、できればいい物件を買いたいんですよね。毎日住む家ですから。なので、もし皆様の中に、全体的に気に入っている物件があって、その物件がもう少し安ければ買うのにっと思っていた場合は、思い切って買ってください。おそらくその値段は適正価格の可能性が高いです。
適正価格じゃ満足できなくて、もっと割安に買いたいという方は即値段交渉してください。運がよければちょっと値切れます。
ちょっとの値下げじゃ嫌だという方、ローン審査が通らなくてキャンセルになったような最終一邸を狙ってください。条件が合うかは分かりませんが、値下げ交渉はかなりしやすいはずです。
という具合に、私の初めての住宅購入に関する話をしました。 では、次回は住宅購入時に必要な、住宅ローンのお話をします。
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