みなさん、こんにちは~、ピヨンヌです。
今回は、ロンドンの由緒あるオーダーメイド高級紳士服店が集中していることで有名な「サヴィル・ロウ」についてご紹介したいと思います。
また、前回までのロンドンのショッピングについて触れた関連記事をご覧になりたい方は、以下の記事を参考にしてください。
サヴィル・ロウとは?
サヴィル・ロウは、日本の「背広(せびろ)」の語源だという説があるように、スーツ好きな日本人の中には結構有名な場所だと思います。
サヴィルロウ、、、サビルロー、、、さびろー、、、せびろ、、、背広? っていう感じですかね 笑
背広の発祥の地として知られ、高級な仕立て屋が店を連ねるこの「サヴィル・ロウ」はサラリーマンなら一度は訪ねてみたい場所だと思います。チャールズ皇太子など王族も通うことから、すごく格式の高いイメージがありますよね。ビートルズが創設したレコード会社もサヴィル・ロウにあり、ここで仕立てたスーツを着用していたとも言われています。
日本でもオーダーメイドでスーツを購入するとかなり高額になりますが、ここの高級テイラーはもっと高額です。既製品はともかく、ビスポークというオーダーメイドのスーツは数十万円しますね 苦笑
ちなみに、オーダーメイドのことをイギリスではビスポーク(BESPOKE) と言うので、ここに集まる紳士服の仕立て屋は「ビスポーク・テイラー」と呼ばれています。
私も今回記事を書いていて初めて知ったのですが、ビスポーク(Bespoke)は、客に希望を話される(Be spoken)から作られた造語だそうです。
サヴィル・ロウはどこ?
サヴィル・ロウはロンドンのショッピングの中心地であるリージェント・ストリートの一本西側の通りにあります。下の地図の黄色い通りです。
そこには、由緒あるビスポーク・テイラーが並んでいます。
一番有名だと思われるのは、サヴィル・ロウで最も歴史のあるテイラーとして知られるHENRY POOLE & CO(ヘンリー・プール)でしょうか。
18世紀にナポレオン3世の御用達認定を受けたのを皮切りに、世界各国の王室から御用達に認定されているテイラーで、英国の宮中服でもエリザベス2世のロイヤルワラントを受けているようです。
その他にも高級テイラーがずらりと並んでいます。
そして、皆様お気づきかもしれませんが、お店の地下には各テイラーの仕立て場があるんですね。
こんな感じで、職人さんがスーツを作っているところを見られるので、男性目線ですけど観光でこの通りを散歩してもすごく楽しいと思います。スーツはサヴィル・ロウ、紳士靴はジャーミン・ストリートという感じで。
まとめ
というわけで、今回はスーツ発祥の地であるサヴィル・ロウについて紹介しました。
サラリーマンの出張の合間に、ちょっと通ってみるのはいいかもしれません。ビスポークはお値段が相当しますし、仕立てには時間がかかると思いますが、訪問するだけなら観光スポットとしておすすめですよ!
なお、ビートルズが好きな方はアビーロードに行く方が多いですが、実はビートルズの最後のコンサートはここサヴィル・ロウの建物の屋上で開催されているようです。今はAbercrombie & Fitchというアバクロ系のテイラーがある建物の屋上で、グーグルマップにも表記がありますので、名所の一つとして回ってもいいかもしれませんね。
あの有名な横断歩道を歩くメンバーのアルバム「アビイ・ロード」のジャケットでも、メンバーのうち3人がサヴィル・ロウの既成服ブランドであったナッターズの服を着ていたんだそうですよ。
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