イギリス観光

高級ブランド革靴がファクトリーショップで安い⑥ ~英国紳士靴の聖地ノーザンプトン巡り・ジョセフチーニー編~

みなさん、こんにちは~、ピヨンヌです。

今回は、イギリスのノーザンプトンにある高級紳士靴のファクトリーショップ第5弾として、ジョセフチーニーについてお話したいと思います。

チャーチのセカンドブランドから独立した伝統のある英国高級革靴ブランドです、正規品だと日本で5万円~10万円ぐらいでしょうか。

しかし、イギリスのノーザンプトンにあるファクトリーショップでは、アウトレット品が日本での販売価格の半額以下の金額で購入できるんです。

 

また、ジョセフチーニーと関係性の深いChurch’s(チャーチ)のファクトリーショップ紹介について興味がある方は、以下の記事をご覧ください。

Joseph Cheaney(ジョセフチーニー)とは

イギリス発祥の革靴ブランドとしてご存知の方も多いと思われるJoseph Cheaney(ジョセフチーニー)ですが、初めてお聞きになる方もいると思いますので簡単に当ブランドの紹介をします。

ジョセフチーニーはジョンロブ創業から20年後の1886年、同じくイギリスのノーサンプトンで起業しました。ブランド名は創業者の名前ですね。

イギリスの革靴産業は、基本的に第一次・第二次世界大戦下での供給で目覚ましい成長を遂げていくのですが、それはこのチーニーも同じです。そして、創業者の孫ディック・チーニーは第二次世界大戦後に海外への供給を展開し、ブランドとしての確固たる地位を築いていきました。

その後、チャーチに買収されると「Cheaney of England(チーニー・オブ・イングランド)」として、1967年から自社ブランドの販売をスタートさせます。

また、1999年にチャーチのセカンドブランドとして展開していたチーニーも含めてプラダグループ傘下となりましたが、2009年にチャーチ創業家がプラダグループからジョセフチーニーを買収し、再び独立します。そして、ジョセフチーニーのブランド名でプラダグループに買収されれる前の伝統的なオールド・チャーチの木型を再現したモデルを展開しています。

つまり、プラダグループの買収によってモダンなスタイルとなる前の、熱烈なファンが多い旧チャーチを再現したモデルが多いのがこのチーニーの特徴ではないかと思っています。そして、価格帯はチャーチよりも更に安価になっていますので、個人的には高級紳士靴の中では非常に手を付けやすいのではないかと思いますよ。

ファクトリーショップの場所は

では、ジョセフチーニーのブランドの説明はここまでにしてに、ファクトリーショップの紹介をします。

チーニーのファクトリーショップは、唯一日曜日にオープンしているんです。つまり、お休みの日はありませんので、どの曜日でも訪問することができるのは大きなメリットですね。

Joseph Cheaney(ジョセフ チーニー)※メーカーHPはこちらをクリック

■住所:2 Rushton Rd, Desborough, Kettering NN14 2RR

■電話番号:01536 763760

■営業時間:(月曜日~金曜日)AM10時~PM5時、(土曜日)AM10時~PM4時、(日曜日)AM11時~PM4時

■平均価格帯:(日本国内販売)5万円~10万円、(英国ショップ販売)£300~£600、(ファクトリーショップ)£150~£300

※平均価格帯はある程度の相場観把握のために記載しており、実際とは異なることもありますのでご了承ください。また、営業時間も2019年時点のものであり、季節によってHolidayもありますし、今後変更になる可能性があります。

一方、問題は下の地図の通り、車を使用しないとアクセスが非常に難しいということです。

<地図>

他のノーザンプトンのファクトリーショップと一緒に周るのは、レンタカーをしないとかなり厳しいですね。公共交通機関だとどのルートでも2時間程度アクセスに時間がかかります。

なので、車を使用せずにチーニーに行きたいという方は、そもそも他のショップがやっていない日曜日に、ロンドンから直接チーニーのファクトリーショップを目指せばいいと思います。ノーザンプトンへの列車があるEuston(ユーストン)から同じように電車が出ており、そのルートであればロンドンから2時間半で到着しますから。

いざファクトリーショップの店内へ

それでは、いよいよチャーチのファクトリーショップ店内へ潜入です。

ファクトリーショップの前には、専用の駐車場もありますので便利です。

そして、早速ありました、なんとお目当てのAlford(アルフォード)!

オックスフォードといわれる一番人気で定番のストレートチップモデル「Alfred(アルフレッド)」と同型の上位モデル!ファクトリーショップでの通常価格は、元値である£520の半額となる£260なのですが、この靴は現品限りの£170だったので、1ポンド130円で円換算するとなんと驚きの22,100円です。この日は更に10%オフのサマーセール期間だったので19,890円!

参考までに、日本での販売会社・渡辺産業のBritish Made(ブリティッシュメイド)というオンラインショップでは85,320円で販売されていますので、なんと驚きの77%オフ!日本からの旅行者はここから20%のVAT還付が受けられるので、約81%オフの15,912円。。。絶対買いですよね!

まぁ、残念ながら私にはちょっと大きいサイズだったので諦めましたが、27㎝ぐらいなので日本人でも結構はける人はいると思いますし、その辺りのサイズでもいっぱい商品が置いてありましたね。

また、チーニーのファクトリーショップにも、チャーチと同じようアウトレット商品の中で更にセールとなっている靴があり、それは一律£100で販売されています。

下の写真のように、こちらはどのサイズの靴が在庫としてあるのかが書かれているので、店員さんにお願いすれば色々出してきてくれますよ。

ちなみに、私はこのセール品の中でFenchurch(フェンチャーチ)とLime(ライム)いう、ロンドンのシティで働く人々から支持を得ている3つのシティコレクションの中の2足を発見。お値段はいずれも£100(13,000円)なので、2足をバッチリ購入しました。

参考までに、日本のオンラインショップでの価格は59,400円なので、約78%オフ!大満足の買い物でした ^^

まとめ

というわけで、今回はジョセフチーニーのファクトリーショップについてご紹介しました。

ノーザンプトンの駅から車で30分以上離れているので、タクシーは現実的な移動手段になりませんから、あくまで知人の車や自分でレンタカーなどを手配できる方が行くことができるファクトリーショップとなりますね。でも、値段的には£100からアウトレット品があり、メインの価格帯も£170ぐらいからなので、ノーザンプトンにある高級革靴ブランドとしては一番手が出しやすいと思います。

もし他のファクトリーショップが休みの日曜日に時間が余っていれば、おすすめのファクトリーショップではないでしょうか?ちなみに、ジョンロブのセール時を除いて、値段的にも、ショップの在庫の多さ的にも、私はジョセフチーニーがダントツでおすすめです。

また、セール品は13,000程度なので、そこで自分のサイズに合う素敵な商品に出会えたら、即購入で問題ないのではないでしょうか!

では、次回はノーザンプトンのファクトリショップ紹介の最終回、Tricker’s(トリッカーズ)について紹介したいと思います。お楽しみに~

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