みなさん、こんにちは~、ピヨンヌです。
今回は、イギリスのノーザンプトンにある高級紳士靴のファクトリーショップ第6弾として、トリッカーズについてお話したいと思います。
英国高級革靴ブランドの中でも、特徴のあるデザインのトリッカーズ。
正規品だと日本で5万円~10万円ぐらいしますが、イギリスのノーザンプトンにあるファクトリーショップでは、アウトレット品が日本での販売価格の半額以下の金額で購入できるんです。
また、前回のJoseph Cheaney(ジョセフチーニー)のファクトリーショップ紹介について興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
Tricker’s(トリッカーズ)とは
イギリス発祥の革靴ブランドとしてご存知の方も多いと思われるTricker’s(トリッカーズ)ですが、初めてお聞きになる方もいると思いますので簡単に当ブランドの紹介をします。
革靴の王様と言われるジョンロブよりも数十年前の1829年に創業されたトリッカーズは、ノーザンプトンにある数多くの革靴ブランドの中でも最も歴史のある企業です。
ブランドを創業したのは、ジョセフ・バールトップ氏。高級紳士靴に特化したメーカーとして成功を収めた彼は、息子のウォルター・ジェームス・バールトップに事業を継承します。ちなみにトリッカーズというブランド名は、このウォルターの妻の旧姓から取ったもののようで、創業当初は創業者のバールトップの名を掲げていましたが、その後トリッカーの名前に変更して成長して行きます。
今も創始者一族が経営するトリッカーズは、現存するノーサンプトン最古のグッドイヤーウェルテッド工場としても有名で、英国王室チャールズ皇太子御用達の紋章(ロイヤルワラント)が掲げられています。
故ダイアナ妃がトリッカーズの靴を愛用しており、ある日トリッカーズのルームシューズを夫であるチャールズ皇太子に薦めたところ、皇太子はそのルームシューズを気に入り、トリッカーズがロイヤル・ワラントを授かることになったそうです。ロイヤルワラントを得ているメーカーは多くありますが、そのエピソードまで有名なブランドは珍しいですよね。
また、トリッカーズの人気を支えるのが、同ブランドの代名詞といえるカントリーブーツやウイングチップシューズ。その魅力はなんといっても圧倒的な存在感。エレガントさと重厚さを併せ持つ上質なデザインが、世界中のファンを魅了しています。
ファクトリーショップの場所は
では、トリッカーズのブランドの説明はここまでにしてに、実際のファクトリーショップをご案内します。
トリッカーズのファクトリーショップは、クロケット&ジョーンズやエドワードグリーンから徒歩15分ぐらいの場所にあります。
■住所:56-60 St Michael’s Rd, Northampton NN1 3JX2
■電話番号:01604 630595
■営業時間:(月曜日~金曜日)AM9時~PM4時半(※金曜日だけPM4時閉店)、(土曜日)AM9時半~PM2時半、(日曜日)休み
■平均価格帯:(日本国内販売)5万円~10万円、(英国ショップ販売)£300~£600、(ファクトリーショップ)£200~£250エ
※平均価格帯はある程度の相場観把握のために記載しており、実際とは異なることもありますのでご了承ください。また、営業時間も2019年時点のものであり、季節によってHolidayもありますし、今後変更になる可能性があります。
<地図>
トリッカーズは上記地図の右中央にありますね。ロンドンからの電車が到着するノーザンプトンの駅からはタクシーで10分かからない距離にあります。ノーザンプトン駅からの方向的にはジョンロブやクロケット&ジョーンズと同じですね。
また、店の前に専用の駐車場もありますので、車でお越しの際はそちらに停めることができますよ。
いざファクトリーショップの店内へ
それでは、いよいよトリッカーズのファクトリーショップ店内へ潜入です。
他のショップと比べると、やはり特徴的なブーツが多いイメージでしたが、定番のウイングチップのビジネスシューズ等も置いてありました。
トリッカーズのブーツが素敵過ぎて、ビジネスシューズを買いに来たことを忘れて見入ってしまいます 笑
値段は下の写真のように、店の中の看板に記載してあります。だいたい£200~250ぐらいが相場ですが、ビジネスシューズは£195の商品が大半だったと思います。
ちなみに日本で8万円ぐらいで売られている革靴が、£195なので1ポンド130円で円換算すると25,350円。ザックリ70%オフですね。
当然、日本からの旅行者は20%のVAT還付を受けることができ、20,280円と約75%オフになるので更にお買い得ですよね。
まとめ
というわけで、今回はトリッカーズのファクトリーショップについてご紹介しました。
ノーザンプトンの駅からタクシーで10分ぐらいで、ジョンロブやクロケット&ジョーンズとも同じ方向なので、他のショップとあわせて回るには非常にいい場所にありますね。このトリッカーズのデザインが好きな方は、是非訪問してみてはいかがでしょうか。
これで、7回に渡って紹介したノーザンプトンのファクトリショップシリーズは一旦終了です。またどこかのブランドのセールに行った時や、耳よりな情報があったら記事にしたいと思いますので、その時を楽しみにしていてください。
では、次回はイギリス・ロンドン郊外にあるアウトレット・ショッピングセンターのBicester Village(ビスタービレッジ)のおすすめショップを紹介したいと思います。お楽しみに~
また、この7回にわたって紹介したノーザンプトンの高級紳士靴ブランドはロンドン中心部にあるジャーミン・ストリートに全てショップがありますので、ロンドン郊外に行く余裕がないか方は、そちらを訪れてみるのもおすすめです。ピカデリー・サーカス駅からすぐのところで、フォートナムメイソンの裏側の通りなので、ショッピングの合間に行くのに便利ですよ。
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