みなさん、こんにちは~ ピヨンヌです。
今回は、地中海クルーズ旅行の航路や客船選びについてお話をしたいと思います。
日本から地中海クルーズに参加される方は、旅行会社が企画するフライトも含まれたパッケージプランを選ばれる方が多いと思いますが、個人でもインターネットで簡単に予約できますので是非トライしてみてください。
なぜ最終的にMSCクルーズのメラベリア号を選んだのかをお話します。
地中海クルーズの会社や客船選び
地中海クルーズには大きく2つのルートがあります。
一つはイタリア半島の西側の地中海を周遊するルートで、主にジェノア、ローマ、マルタ、マヨルカ、バルセロナ、バレンシア、マルセイユなどのイタリア、マルタ、スペイン、フランスなどの寄港地が候補となっているもの。もう一つが、地中海の中でもアドリア海と呼ばれるイタリア半島に東側を周遊するルートで、主にベネチア、バーリ、ドブロブニク、サントリーニ、アテネなどのイタリア、クロアチア、ギリシャなどの寄港地が候補となっているものがあります。
我が家はやんちゃな息子が二人いますので、カジュアル船以外の地中海クルーズは周りに気を遣い過ぎて楽しめなくなるので、おのずと安価なカジュアルクルーズしか選択肢がなくなります。ドレスコードがあって毎日フォーマルな感じでいるのは大変ですからね。
となると、コスタクルーズかMSCクルーズのほぼ二択になるんですね。私の周りでは、コスタクルーズを使用した方が多かったのですが、両社ともイタリア系のクルーズ会社なので料理も美味しいとの評判だったことから、まずは客船ステータスでプランを決めることになりました。
ちなみに、コスタもMSCも子供の料金は無料です!(これはすごくありがたいですよね。つまり、寄港地までのフライト代だけは全員分必要ですが、クルーズ乗船料金は食事も込みで無料です。はっきり言って、相当お得ですよ。)MSCは12歳未満、コスタは13歳未満が無料で乗船できます。
あと、基本的に7泊8日のプランが多いので、どうせ同じ船に寝泊まりするなら新しい客船の方がいいですよね!新しい客船だとエンターテイメントが充実していて、MSCクルーズにはシルクドソレイユのショーがやっているものまであります。
また、もう一つ客船選びで重要視したことは、客船の大きさでした。これは乗り物に酔いやすいご家族がいる場合は是非注意して頂きたいのですが、基本的に大きな船ほど揺れは大きくありません。なので、そういうご家族がいらっしゃる方は、大きめのクルーズ船をお選び頂いたほうがいいかもしれません。
ただ、もし小さめの客船を選ばれる場合でも、低層階かつ客船の中心付近の部屋をご予約されれば、揺れは比較的すくなくて安定していますので、その際は部屋の場所をしっかりとお選びになればいいと思います。
船酔いしやすい家族を考慮して選んだのがMSCクルーズ メラベリア号!
私たちが目を付けたのは、2017年に就航を開始しているMSCクルーズのメラベリア号でした。地中海クルーズのカジュアル客船では最も新しい部類で、ヨーロッパ船主による客船の中では最大の総トン数171,598、6,000人弱が乗船できる大型客船でした。残念ながら、コスタはあまり新しい客船がなかったんですよね。
個人的には、私は日本にいる時からギリシャに一度旅行してみたかったことと、旅行者の話を聞くとクロアチアのドブロブニクの評判がよかったため、アドリア海がいいと思っていましたが、残念ながらこのメラベリアのコースは下の図の通りアドリア海ではありませんでした。
でも、妻と色々相談していると、行ってみたい都市はクルーズで半日程度の短期滞在をするよりは、数日間滞在できる日程で普通に旅行をした方がいいという考えになり、どちらかというとわざわざ旅行をしたいと思っていない寄港地が多い航路の方がいいのではないかということになりました。
となると、私の行きたいギリシャのサントリーニ島や、クロアチアのドブロブニクは個別に旅行することになったので、アドリア海ではなくフランスやスペインを訪問できるツアーでいいという考えになり、このコースはとてもいいのではと逆に評価が高まりました。
サクラダファミリア目当てで行ってみたいスペインのバルセロナや、イタリアのニースも寄港地が入ってないのでバッチリなんですよ!
一般的に言うと、ローマはみんなが行きたがる都市ではないかと思いますが、「ローマは一日にして成らず」というぐらいですから、ローマだけは別の機会にナポリと組み合わせて旅行してもいいのではということになり、メラベリア号のこのルートで決定しました。
尚、2019年4月時点でメラベリア号の航路を見てみましたが、現在このルートはメラベリア号ではなくディヴィーナ号(2012年就航)に変更になっていましたので、今後予約される方は航路と客船の変更にはご注意ください。
参考までに、乗客数5,000名を超えるのMSCシーサイドとMSCシービューが2018年に就航しています。また、2019年にはMSCベリッシマ及びMSCグランディオーサ、2020年にはMSCヴィルトゥオーザと、メラベリアクラスの規模の客船も就航しますので、新しい客船に乗りたいという方はこれらの客船も是非選択肢に入れたいところですね。
まとめ
というわけで、今回は地中海クルーズのコースの選び方についてまとめてみました。
■アドリア海側 or スペイン・フランス側を決定
■子供連れはカジュアルクルーズのコスタクルーズかMSCクルーズがおすすめ
■船酔いしやすい人は揺れが少ない大型客船がおすすめ
■船には長期滞在するため、設備やエンターテイメントが充実している新しい客船がおすすめ
■クルーズ旅行では各寄港地の滞在時間が短いので、長く滞在したい寄港地は別の機会にしてもいい
本当は、今回クルーズ船での部屋の選び方や予約時に抑えておきたいポイントまで整理するつもりでしたが、ちょっと記事が長くなってしまいましたので、それについては次回の記事でまとめたいと思います。
お楽しみに~
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